優しかった戦争未亡人へ

【じぃじキャンバス番外編】

はら@寺子屋です。

じぃじキャンバスの中でも
「いいね!」を沢山いただいた

【8.他人の愛情エピソード2】
http://harano.teracoya.net/index.php?QBlog-20150417-1

戦争未亡人に親切にされた
じぃじ@新聞配達少年の話。

これには
長女のわたしも初めて聞く
話の続きがあったのです・・・

・・・ここから・・・

魂のこよみ


ハラ@じいじの真剣つぶやき

いつも・どこでも
「日常の幸せ」を奪い去る
安保法制の企みと戦争

はら@じいじが思い出す人は、
新聞少年時代に出会った

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
優しく寂しげなご婦人
戦争未亡人です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ご夫婦
法科に学ぶ長男
理学部に学ぶ次男

4人家族の
「日常の日々」が在り

その日々が

真綿で首を絞めるが如く
奪われゆく日々は、

如何ばかりだったであろうか。

不安は現実となり、
夫への赤紙

ご子息ふたりの
学徒出陣

ついには、

かけがえのない三人の
戦死公報・・・

空襲で焼けて更地となった

家族団らんの
大きなお屋敷が
あったことを想起させる

広い敷地に

ポツンと立つ
トタン小屋での一人住まい

敗戦から6年目の夏、

そんな彼女と
じいじ@新聞少年は出会いました。

あの夏の日、

汗かき
下駄を鳴らして走る
じいじ@新聞少年に、

生まれて初めての
カルピスを
用意してくれた婦人。

その出会いから2年4カ月
敗戦から8年4か月あとの大晦日に

ご婦人は
自ら
家族のもとへと旅立たれました・・・

なぜ?!
どうして?!

「ご苦労さん、さいなら。」

いつも通り
見送ってくれたのに。

新しい年も

新聞配達に走る僕を
待ってくれていると

思っていたのに!

じいじ@少年は
新聞配達の途中で

もう声をかけてくれる人の
いなくなった

トタン小屋の前で
立ち止まり

毎日、合掌してから
走り続けました。



・・・

優しいご婦人との別れから
2年8か月後、

15歳になった
じぃじ@工業高校1年生に

社会科の「女形先生」が
いつものか細いお声で

「夏休みに読んでみませんか・・?」

と紹介してくれた本が

「死の商人」(岩波新書)
http://booklog.jp/users/teracoya/archives/1/4406026789

それは、
ほかの生徒のみならず

わしにとっても、
衝撃の本となりました。



権力妖怪たちの企みを暴いた
本の内容は、もちろん

優しかった戦争未亡人の

悲しみ
寂しさ
静かな怒りを

自分の痛みとして感じる
自分自身の成長に

気づき
驚いたのでした。



権力妖怪たちの企みが、
またもや繰り返されている
今の日本の現実と、

戦争未亡人の思い出が
重なります。



・・・

あの時
怒りに震えた
じぃじ@15歳が、

75歳になった
いま、また復活しています。



勿論
その復活は

国会の安保法制(戦争法)可決への
怒りと廃案への覚悟です。

これは

議員による
代議制民主主義の暴走を許した

国民一人ひとりの責任であり、

国民一人ひとりが参加する
民主主義の大切を実証していると

考えています。



そして、
選挙権が18歳からに
引き下げられた、いま

「真実の教育」の緊急性
実感するのです。



そんな中で

女性をはじめとする市民
SEALDsシールズの若者

既成団体の動員ではない
一人ひとりの自立した行動

「民主主義の希望の光」を
見る思いです。



何が最も大切なのか? 



いま、

自ら家族のもとへ旅立った
優しかった戦争未亡人に

自分は
何を伝えることができるのか

自問自答しながら、



では、隣のあなたは
如何かな・・・?

と気にかかる@じぃじです。